
平成14年の墨田区を手始めに、他の自治体やミキハウス子育て総研(株)が参加し、それぞれに「子育てにやさしい」視点でマンションを評価する仕組みをつくりました。
建築・設備面では、例えば適切な間取り・収納等の確保や、住戸内及び共用部分のバリアフリー化、健康に優しい建材等の使用、様々な場面における事故防止への配慮、キッズルームや遊び場の確保などが考えられます。
また、ソフト面での子育て支援に関しては、管理会社などが行う有料・無料の各種サービスが想定されますが、託児サービスや子育て相談の実施をはじめ、近隣の保育・医療施設との連携や、さらにはベビー用品を入居者どうしが交換できるような仕組みづくりなど、さまざまな工夫が考えられます。
いずれにしても、今後は民間ベースでの、今までになかったような、様々な子育て支援のための工夫が生み出される可能性があり、それらの工夫を、申請内容に基づき区が適切に評価し認定していくことになります。
その取り組みが実を結び、まだ日が浅いながらも子育てにやさしいと認定されたマンションが全国に出現しました。
しかしながら今の段階では、これぞという新しい提案が少ないのが現状のようです。
例えば大規模マンションの場合は共用部を充実させやすいため、キッズスペースを設け、今は常識となりつつあるバリアフリーを取り入れることで、なんとか及第点をとって認定を受けたという「受け身型」マンションも少なからずあるようです。